魯迅著訳編年全集(全20巻)
王世家・止庵編 人民出版社 2009年7月 42000円
本書は、魯迅の日記・書信・著作・訳文などを編年形式に収録。年譜的な全集を実現することによって、魯迅の思想変遷やその時における創作への影響などを浮き彫りにする。
これまでの《魯迅全集》のような注釈は附されていないが、魯迅の最終稿を元に、これまで削除対象にされていた文章や人名など、すべて本来の姿に戻して収録された、これまでの中で最も完全な全集である。
新たに発見された約40篇の佚文も収録、魯迅の日本語文章もそのまま載せる。
本全集の新たな特徴:
一、創作・翻訳・書信・日記など、これまで発見されたすべての魯迅著作を収録。他人の書いたものや代筆者のものは附録部分に整理される。
二、時間順に沿って配列。著作時期が不明のものは発表時期に従う。
三、魯迅は自らの著作に修訂を加えていたが、《著訳編年全集》はすべて最終稿を底本にして、各版《魯迅全集》《魯迅訳文集》を参考に収録、日記や書信は手稿影印本を元に校勘整理。
四、日記や標点のなかった文章については、王世家・止庵両研究者による新標点を加える。
五、各篇末に発表日時・掲載雑誌・著名や収集状況を簡略メモを付す。
六、タイトル索引を巻末に付す。

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