一句頂一万句

一句頂一万句
著者 劉 震雲
水野 衛子
出版社 彩流社
ジャンル 本(日本発行)中国 > 中国 > 文学(現代)
出版年月日 2017/08/25
ISBN 9784779123818
判型・ページ数 4-6・581ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり

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原題:《一句顶一万句》(長江文芸出版社、2009年)の日本語訳
第8回(2011年)茅盾文学賞受賞作

原タイトル『一句頂一万句』は、一万句に相当する一句、つまりは「ひと言の重み」という意味で、小説中、その「ひと言」が何を示しているのか、探してみてください。

「前篇の主人公の楊百順こと呉モーゼも後篇の主人公、牛愛国も妻とは話が合わず、話の合う友人、あるいは養女、あるいは情人を捜し求めてさすらいます。
他の登場人物たちにとっても話が合う相手を求めることがどんなに難しいことかが描かれています。
人の一生はそういう相手を捜し求める旅なのだというのが劉さんの言いたいことなのだと思います。
中国の批評家が、この小説は中国人の「千年の孤独」を描いていると評したのも、なるほどと深くうなずきました。」
(訳者あとがきより)

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