絶海の碩学

近世日朝外交史研究

絶海の碩学
著者 池内 敏
出版社 名古屋大学出版会
ジャンル 本(日本発行)アジア > 韓国・朝鮮 > 歴史・地理
本(日本発行)アジア > 韓国・朝鮮 > 国際・外交・対日関係
出版年月日 2017/02/28
ISBN 9784815808662
判型・ページ数 A5・498ページ
定価 本体6,800円+税
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近世日朝関係のルートは朝鮮通信使にとどまらない。その外交を最前線でささえた京都五山僧の役割と実像を、訳官使の往来、釜山倭館との関係、漂流民送還や詩文絵画・産品のやりとりなど、広い視野でとらえて日朝外政システムの全体像を解明、東アジア国際秩序の理解を大きく書き換える。

序章 禅僧と「外交」の近世
 第Ⅰ部 朝鮮外交機構と以酊庵
第1章 以酊庵と輪番制
第2章 以酊庵輪番制考
第3章 二つの輪番制
第4章 十八世紀の輪番制廃止論議
 第Ⅱ部 訳官使と朝鮮通信使
第5章 訳官使考
第6章 訳官使の接待空間
第7章 朝鮮通信使と以酊庵輪番僧
第8章 朝鮮通信使延聘交渉と梅荘顕常
付論1 朝鮮「信使」と朝鮮「通信使」
 第Ⅲ部 漂流と漂流記
第9章 東アジア海域の漂流民送還体制
第10章 江戸時代日本に残された漂流記
第11章 薩摩船の朝鮮漂流記
 第Ⅳ部 モノと言葉
第12章 江戸時代における日本人と朝鮮人の対話
第13章 梅荘顕常と朝鮮
第14章 十八世紀対馬における日朝交流―享保十九年訳官使の事例
第15章 日朝間の贈物・誂物
付論2 幕閣の吐露した朝鮮認識と以酊庵僧
終章 日朝外交史上の江戸時代

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